Daily WINS(第6号)

「楽譜の風景」 

 -ヴォーカルベース編-

 WINS阿佐ケ谷で使っている楽譜は多くがアカペラ本舗謹製だが、楽譜の扱いは4人とも違い個性が出る。
 わたしは楽譜を印刷・製本すると、書き込みと楽譜をめくる動作、左右の楽譜の風景を合わせて覚えないと暗譜ができない。特にベースは歌詞が無いことも多く、似たパターンが続くところも多いため、楽譜を1ページずつ見ていくのでは曲の構成が頭に入りにくい。
 製本はすべて谷折り+糊付けで行っていたが、最近は小冊子(平綴じ)形式で印刷し、マックスの「ホッチくる」という製品で綴じる方法を学んだため、楽譜の重さが半分になりとても助かっている。
 ところで、歌い方の手助けになってくれた書き込みも改めて読み返すと意味が全く分からないことがままある。しかし暗譜の際の目印になっていることもあり、うかつに消すと頭の中で小節が飛んだりするため、消すこともままならないのが悩ましい。
(by Sのさいとう)

廃部からの迷走

 -アカペラ事始め-

 コンクール常連校だった中学の合唱部で歌い始めて、今年で丁度40年。
 合唱部がすでに廃部だった高校時代、写真部仲間に誘われるまま当時流行していたフュージョン・バンドのキーボードに。それまでホールでの音楽演奏しか知らなかった世界が一気に開けた。並行してOB合唱団で歌い続けてはいたが、ステージと客席の距離感の遠さが徐々に物足りなくなってくる。
 学校行事の度に校歌をヤケッパチ歌いしていたら、その大声に吹奏楽部の同級生から目をつけられ、一緒に非合法組織「合唱愛好会」を結成。部の設立要件を満たさないまま、毎年文化祭で渡り廊下に現れてはゲリラライブを敢行していた。
 ようやくDoo-Wopスタイルから「アカペラ道」に入ることになった大学時代。歌と楽器バンドの流れが、自分の中でようやくひとつになった。楽器バンドにも合唱団にもない身軽さが魅力だったが、今や集まるだけでも大義名分が必要な社会人。公園や渡り廊下で無心に歌えた頃が懐かしい。
(by Iのいちかわ)

コーラスの新たな楽しみ方

 -スキャットとシラブル-

 今回ご一緒するペコンボさん。今では歌詞のある歌をたくさん歌っていますが、私が参加していた頃はいわゆるスキャットで歌う曲が多かったです。 
 「シャバダバ」「チュルッチュ」「パヤッパ」…適当に歌ってるようで、実は「この部分は『サバドゥワー』が良くない?」とかいいながら細かく決めています。歌詞として歌っているわけです。
 音を伸ばす時によく使う「ウー」「ワー」なども含め、このスキャットの歌詞「シラブル」は人(グループ)によって実はかなり個性があります。WINS阿佐ケ谷ではNのなかむらと私がアレンジをしますが、この2人でさえ使うシラブルが全然違います。私は比較的自然でスタンダードなものを多く使いますが、なかむらは他ではあまり使われないものをあえて多用します。こうしたいわゆる歌詞ではない部分のシラブルが、どうしてそうなったかを想像しながら聴いてみると、コーラスの新たな楽しみ方が増えると思います。ぜひお試しあれ!
(by Wのわかすぎ)

四差路

▼ラグビーワールドカップが終わった。日本での開催とあって多くの「にわかファン」が生まれた。これをどう「本物のファン」に結びつけるか。 ▼ラグビー界では、選手育成強化を行い、試合を盛り上げ、考えれば課題が山のようにあるだろう。 ▼現在、国内リーグ戦は社会人チームでの対戦。平たくいえば半分サラリーマンである。 ▼プロ化構想もあるようだが、果たしてすんなり行くのか。 ▼個人技が大きな比重を占めるのではなく、15人が一丸となって敵陣を目指すスポーツである。そこにはプロ野球やプロサッカー以上に大きな絆が生まれるだろうし、金銭トレードなど、「選手=商品」というビジネスライクな考え方ははたして通用するのか? ▼記者の属するWINS阿佐ケ谷も、「にわかファン」や初めて聞いた人を「本物のファン」に変えていく努力が急務。まずは草の根でも周りを変えることが業界自体を変える一歩と信じて歌ってみたい。
(by Nのなかむら)

Daily WINS(第5号)

アカペラで陥るマイク歌唱の罠

マイクを使って歌うことが多いアカペラ。ダイナミクスを付けやすい、バランスを取りやすい、低音域も音量を出せるなど、数多くのメリットがあるからです。
ただしマイク歌唱に慣れていないと陥りがちな罠があります。
それは「自分の声が聞こえなくなる」こと。
マイクを使うと、自分の声よりも、各パートのスピーカーからの音のほうが大きく耳から入ってきます。この状態に慣れていないと自分の声が聞こえないまま、大声で歌ってバランスが崩れたり、音が外れたまま歌い続けたり、しかめっ面で歌い続けるハメになります。
ではどうすれば?
もっとも手っ取り早い改善方法が「片方の耳に耳栓をする」こと。耳から入る音を遮断することで、頭の中で響く自分の声が聞き取りやすくなります。ただし他のパートの音を聞くために片耳はあけておきましょう。
根本的な解決策は、マイクを使わない練習を重ねて、ハモっているときの感覚を身体に染み込ませ、マイクを使っても正しいハーモニーを頭で再生しながら歌えるまでに仕上げることです。その上でマイクを使ってアカペラで歌う機会を多く設け、相対的に自分の声が小さく聞こえる状態に慣れましょう。
さあ、罠を手なづける方法がわかったところで、早速忘年会でマイク歌唱でのアカペラを披露するべく練習してみてはいかがでしょうか?
(by Wのわかすぎ)

アカペラこと始め

アカペラを生で初めて聞いたのは14カラットソウ ルというグループ。山下達郎がプロデュースしたDooWopグループです。しばらくして早稲田大学の学祭でSCSというサークルのアカペラ演奏を聞いて興奮するも、当時音大生の私はピアニストでしたし、ポピュラーミュージックへの心理的制御もあり、その道へ入っていくことはできませんでした。
しばらくしてジャズコーラスを始めるも、メンバーが多いので練習時間の調整や楽譜などの事前準備が大変すぎたりしたこともあり、いつしかアカペラグループへと舵を切っていました。
これが私のアカペラ人生の始まりです。その時アカペラグループへ舵を切るきっかけになったのが、今一緒にWINSで歌っている若杉です。
ですから私のアカペラ歴と若杉と知り合った年月はほぼ同じなのです(笑)。
それから私はいろいろグループを立ち上げたり渡り歩いたりして、今ではアカペラ楽譜を書いて売ったり、教える側だったりと、アカペラを仕事にするまでになりました。
(by Nのなかむら)

―アカペラ・パート心得の条―

〝土鍋の蓋〟であれ!(Top Tenor)
歌詞違えても、天下平定! (Lead)
深み、背負ってます! (Baritone)
ゆるぎない、基盤。 (Vocal Bass)

ベースパート その深遠
~アカペラと合唱での違い~

あくまでも私の場合ですが、細かいところを言い出すときりがないくらい、歌い方を変えるよう意識しています。
声の出し方、リズムの捉え方、それにベースでは機会があまり多くはありませんが歌詞を歌うときの口の動かし方、音程の精度と身体の使い方、ブレスの持たせ方、他のパートの動きへの反応、視線の対象、等々全部違います。
このように質が全然違うものなので、どちらが大変か、という単純な比較はできません。
合唱の場合はやはり声の質と量を磨く必要があり、アカペラの場合はリズムと音程を磨く必要があります。そういう意味では合唱は基礎体力が勝負、アカペラは反射神経が勝負みたいなところがあって、どちらかというと反射神経がはたらくうちはそれで勝負を続けたいと思ってますが、指揮者がいる・いないの違いも大きいし、取り扱う音楽のジャンルも全く違うため、それぞれの良さは全然違うものなので、今後もできる限り両方楽しんでいきたいものです。
(by Sのさいとう)

四差路―編集後記―

中学の合唱部で歌い始めたものの、目立ちたいなどと思ったことは一度もない少年で、人生「その他大勢」のポジションで人知れずやり過ごしたい、と思っていた。しかし3年生のとき、ソロに抜擢されてしまう。
オトナになってもこの性格自体は大きく変わっていないはず、なのだが、WINS阿佐ヶ谷でリードを拝命して早3年目。
11月、3回目の出演となるミヤジャズイン(宇都宮)での演奏は屋外ステージではなく、旧店舗を活用したイベントスペース(屋内)だった。店舗奥のステージで我々が演奏を始めると、間口一杯の入り口側でワラワラと人垣ができるという経験を久しぶりにさせていただいた。まさにリード冥利に尽きる。
例えば泣けるようなバラードで、歌い手が先に泣いてしまうようでは、音楽の感動をお伝えすることはできない。リードに求められるのは意外にも、平常心だ。
6月、アカペラ・ワークショップにライブのデモでサプライズ演奏。のつもりだったのだが、松岡由美子さん(VOX ONE)のご登場があって、サプライズ返しに遭う。とっても緊張しました、英語の歌。
更に遡る3月の主催ライブ「五人囃子で驢馬駱駝」では、当日朝になってやたら小道具をいっぱい渡された。「WINS的悪ノリ」が始まったといわれるライブになった。
リードに求められるのは、いつでも平常心ですが…さて、今日はどんな演奏になりますか。
(by Iのいちかわ)

Daily WINS(第4号)

WINS錦糸町に名称変更を検討?

―説得続く―

8月19日(土)、この日我々は「すみだストリートジャズフェスティバル2018」への出演を控えて、会場である錦糸町駅前(アルカキット前ステージ)へ向かっていた。
以前から事ある毎に、我々のグループ名は「JRA(日本中央競馬会)とは全く関係ない」と強く主張してきたが、WINS CardにWINS Day、最近はG1レースのファンファーレが演目に加わるなど、せっかく紛らわしくも同じつづりなのをいいことに悪ノリついで、今回この機会を利用してWINS錦糸町への潜入を企てるに至った。
題して「第1回WINS阿佐ヶ谷 持ってるヤツはダレだ!」の開催である。
ルールは簡単。馬券(但し今回は単勝のみ、3レース分とした)を買ってみて、儲かったヤツがビールを奢る! というシンプルなもの。
因みにSのさいとうと、Iのいちかわは”マジメかっ! ”の馬券購入初体験。
聞くと馬券売り場は「ガラが悪そう…」とか「煙たそう…」とか昔のイメージを引きずっているらしい。
従ってまずは、「今でこそ競馬場はデートスポットや家族連れが楽しめる場所である」との説得が必要となった。(2面に続く)
(By Nのなかむら)

13位からの、スタート

―アカペラ事始め―

私がいわゆるアカペラを初めて人前で歌ったのは、1982年全日本合唱コンクールでの神奈川県立音楽堂のステージだった。
10数名の男声合唱団で課題曲の後に歌ったのが、The Manhattan Transferの演奏で有名な「A Nightingale sang in Berkeley Square」。
音楽の才能だけは素晴らしい(笑)と言われたメンバー渾身の耳コピ楽譜で歌ったがかつてない崩壊具合で、出場団体13団体中13位という散々な結果に終わった。
翌年2度のコンサートでは、黒人霊歌や多田武彦のステージの合間に、山下達郎の「You Belong To Me」、「Alone」、「Remember Me Baby」を歌ったが、大所帯の合唱団ではやはり好みやノリを合わせるのには限界があり、アカペラ好きの有志6人のメンバーで、初めてマイクを買いミキサーを借りて練習を始めた。
1985年大倉山記念館、1987年渋谷EPICURUSで山下達郎やFour Freshmen、そしてナイロンズの曲を歌った2回のライブが本格的なアカペラの事始め。
その後所属するグループは8回変わったが、なんだかんだいまだにアカペラを続けている。
あまり人前に出る趣味は向いていないと自分では思うのだが、それでも不思議と飽きないのは、アカペラに、もしくはアカペラのベースにそれだけの魅力があるのだろうと最近は考えている。
(By Sのさいとう)

ざんねんな?!  WINS阿佐ヶ谷小事典

∮ざんねんな、練習

  • ♪ベストテイクに限って、必ず誰かの録音機が止まっている。
  • ♪ユニゾンこそ、一番練習が必要(まさか同じ音のはずが…)。
  • ♪春先は己よりも花粉症との闘い。
  • ♪因みにWINSでの花粉警報発令は毎年、民間気象会社の発表より2週間以上早い(人間観測器がある)。
  • ♪なかなか形にならない難曲に「今日はこの辺で勘弁してやる!」と捨て台詞(負けず嫌い、とも)。
  • ♪ところがしばらく放っておくと、うっかり歌えちゃうことがある(発酵?)。
  • ♪練習終盤が近づくにつれて、全員口数が少なくなっていく(疲)。

∮ざんねんな、演奏

  • ♪スウィングの曲が、盆踊りに(土着の血、騒ぎすぎ)。
  • ♪ジャズ・コーラスなのにジャズ・バンドと勘違いされ、流行の曲をその場でリクエストされる。
  • ♪曲順を忘れてしまい、全員でカンペを覗き込むの図。
  • ♪クリスマス営業では、張り付いた笑顔で目が死んでいるメンバーがいる。
  • ♪やっと歌詞を覚えたと思ったら、隣から違う子音で探りを入れられる罠。
  • ♪誰かの「あっ!」が、瞬時に横一線に伝播する恐怖。

∮ざんねんな、アウチゲ・その他

  • ♪イベントのエントリーシートに「所属」(大学・アカペラサークル)欄があって、大いにザワつく。
  • ♪そもそも人並みの協調性や社交性があったら、合唱続けてた、と思うことがある。
  • ♪最近盛り上がる話題は、どこでミスしたかよりも病気自慢。
  • ♪「変わらぬ、安定のクオリティ」…いやいや、もっとスマートに演りたいんですけど。

(By Iのいちかわ)

四差路

▼先日、金沢で開催されたアカペライベントを訪れたのだが、そのイベント内のコンテストで印象的な出来事があった。ほとんどのバンドが演奏時に、客席に向かって手拍子を煽っていた。
▼そんな中にあって私は、混声5人の学生バンド「ぽっかれもん」に心を鷲掴みにされた。彼らの演奏はといえば、失礼ながら基本的に簡単なハモりしかないし、歌がずば抜けて上手かった印象でもない。
▼ただ、自分たちのバンド・カラーを臆することなく全面に押し出してきており、結果として観るもの全てが、彼らの演奏にグイグイと惹きつけられた。だからこそ私も含めて、求められずとも手拍子をしたくなったのだと思う。
▼ひととおりコンテストを楽しんで思ったことは、演奏する側が手拍子を要求するとき、ともすると演奏する側の自己満足で終わってしまうかもしれない、ということ。手拍子を求めるのが悪いとは決して思わないが、それ自体が目的化してしまうことで「自分たちの音楽」のゴリ押し、になってはいないだろうか。
▼演奏を一緒に楽しむことができればどの曲であれ、求めなくとも客席から手拍子は沸いてくる。まずは観客に楽しんでいただき、演者自らも音楽を楽しむ…ぽっかれもんのステージはまさにそうであったのだ。
▼彼らの演奏はすばらしかったが、実はそれ以上に私の心を鷲掴みにしたものがあった。とろけるほどにやわらかく、上品な味
わいにあふれたノドグロの炙りだ。あぁ、思い出しただけで口の中が…。
(By Wのわかすぎ)

Daily WINS4 2面
Daily WINS4 2面

〔第1回〕WINS阿佐ヶ谷、持ってるヤツはダレだ?!

WINS阿佐ヶ谷、WINS錦糸町へ

(1面より)いざ、実際に足を踏み入れたWINS(※)錦糸町、そこは頭上にオッズを示すモニターが多数あったり、次のレースのパドックが写っていたり、一休みできる椅子もない。真剣勝負! の殺伐とした雰囲気が漂う空間なのであった。見渡す限り、いかにも筋金入りの”おじさん”達ばかり。
我々も年齢的には充分おじさんだから、周りに溶け込めるかと思いきや、明らかに周りから浮いている(笑)。(本番衣装の)カラフルな帽子をかぶっているが為、だけでもなさそうだ。
警備員さんからの視線が既にかなり、痛い(心の中は×春で○言い訳でいっぱい)。
勝ち馬投票券、略して馬券。
各々スポーツ紙の出走表を見て、いざマーク。
なんとそこに、あの…井崎ムツゴロウ先生(※)まで登場(憑依?)し、馬券購入のレクチャー始まる。
Sのさいとうが出走表上に発見した「アインザッツ」をはじめ、音楽用語名の馬も…いい名前だねぇ、とか「これ変な名前」などといいつつ、互いに和気あいあいと予想は終了。
で、結局キメ手は?「なんとなく閃きで、とかそんな感じで選べばいいのよ。」とムツゴロウ氏(談)…「テキトーなオヤジっ」と無礼なツッコミを入れるWのわかすぎ。そ、そんな、競馬界の大先生に対して・・・。しかし本当にテキトー過ぎるオヤジだったことは否めない。
馬券への交換は「あっけないくらい簡単だねー」とはIのいちかわ。
急に不安に襲われるNのなかむら。
これをきっかけに、WINS阿佐ヶ谷の練習や演奏以上にまさか、「WINS」に入り浸るような事態だけはいただけない。ただでさえ、いちかわの家は船橋・中山両競馬場に近いのだ。

おごるのは、誰だ?

昨年よりも遅めの演奏時間が終わる頃には全レースが終了していたので、終演後にスマホで勝敗結果を確認。
さぁ、ビールは誰がおごるんだ?

1位わかすぎ:1勝2敗(300円投資260円回収)
2位なかむら:1勝2敗(300円投資200円回収)
3位さいとう、いちかわ:0勝(300円投資0円回収)

全員マイナスじゃん!
ということでいつも通りの自腹ビールと相成りました。
今度は皆で競馬場へ行こうぜ! ビール片手に健全な競馬を見に。
(by Nのなかむら)

(※)注
●WiNS:全国のJRA(日本中央競馬会)の場外馬券売り場略称。今回我々が潜入したのが「WINS錦糸町」。
●井崎ムツゴロウ:本年3月3日のライブ「五人囃子de驢馬駱駝」に登場した、謎の競馬解説者。Nのなかむらとは密接な関係(笑)にある、らしい。
●WINS Card:WINS阿佐ヶ谷が主宰ライブを中心に配布しているポイントカード。ポイント満了でドリンク1杯サービス(WINS阿佐ヶ谷の自腹による)。
●WINS Day:WINS Cardへのポイント付与が2倍(!)になる日のこと。

Daily WINS(第3号)

クリスタル、前へ!?

いろいろとツッコミどころ満載ですが…。

4R【混戦模様】

何といっても出足はバラーキィが鋭く仕掛けてくること必至。しかし2月の第2週には怪我に泣いており、回復具合が気になるところ。
その三度上の位置からはモンゼンナカチョが、和声の隙を狙う。しかしこのポジションからレース展開全体を掌握するのは中々困難だ。
むしろハーモニーの色を決定付ける「第三の音」バリトンの位置をキープしつつ、このところぱっとした展開の少なかったシンゲキノワカが、これらの駆け引きにどう絡んでくるかに注目が集まる。
しかし本紙の注目枠はクリスタルユタカ。日頃一番低い音域にあってゴール直前まで様子見を決め込む傾向があるものの、レース展開によってはここ一番の見せ場を作る可能性が高いと思われる。
いずれにしても終盤まで目が離せないレースとなりそうだ。
(By Iのいちかわ)

馬券王なかちょの 迷ったらこれを買え!

今回はクラッシック音楽とその周辺およびコーラス・グループにフォーカス!

【モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第25番】(ピアノ:ワルター・ギーゼキング)
特に20番は鬼気迫る名演。映画アマデウスで有名な曲ですね。

【オブリガード・ブラジル】(ヨーヨー・マ)
世界的チェリストがブラジル音楽(サンバ、ボサノバ、ショーロ)を熱演。
他に「ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ」もオススメ。

【An Evening in December Vol.2】(First Call)
男女3人組のコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック・コーラスグループ。
伝説のコーラスグループ”Singers unlimited”を彷彿させる重厚なハモり。
今では廃盤なのか? CDがえらく高いです。

【Vocalise】(The Manhattan Transfer)
ジャズコーラスグループ【マントラ】がスタンダード・ジャズナンバーを、それも本来スキャットでダバダバするような超絶フレーズを「全部歌詞付き」で・・・歌ってます!
聞けばびっくりすること必至です。

是非未聴版があれば聞いてみてください。
他にも沢山紹介したい音源はあるのですが、また次の機会に!
(By Nのなかむら)

ここから、ハマれ。

メンバー同士でも意外と知らない、「アカペラこと初め」。今回は「わか」こと若杉達也編でお送りします。

私が「アカペラ」と出会ったのは高校2年の時。ある日の放課後、クラスメイトが「これ聴いてよ。」と持ってきたのが、男声6人アカペラグループ
TAKE6 の「Come Unto Me」。あの時の衝撃は今でも忘れません。「アカペラでここまで美しく、それでいて刺激的なコーラスが存在するのか。」
合唱漬けだった私はそこからアカペラにハマり、TAKE6をはじめ、様々なアカペラグループやジャズコーラスを聴き漁り、毎日のようにクラスメイト4人でハモって遊んでいました。おかげで勉強はほとんど…(-_-;)
あれから早25年。今でもこうして楽しくハモっているのは、あの時の衝撃があったから。あの曲を聴かせてくれたクラスメイトに感謝。
ありがとう、藤田!
(By Wのわかすぎ)

四差路

「WINSカードの歌」

▼WINS阿佐ヶ谷が結成間もない頃、Nの中村からWINSカードが各メンバーに配られた。デザイン、構成、印刷すべて中村の手によるもので、元はといえば「我々のポイントカードでも作ったら面白いかも」という練習の合間の冗談みたいな一言がきっかけなのだが、本当に作ってきてしまうノリの良さだ。

▼その次の練習日には何の前触れもなく、「WINSカードの歌」の楽譜が配られた。作詞、作曲、編曲すべて、もちろん中村の手によるもので、短いながらも非常にドラマチックで、当時集中して何曲もアレンジをしていたせいだろうか、なぜか演歌テイストな曲となっている。

▼おかげさまで演奏機会のある毎に大変好評をいただいているのは、とてもありがたい事だ。

▼しかし他のメンバーからは、「なぜここまで立派なアレンジが必要だったのだろう?」、「なぜWINS阿佐ヶ谷の歌ではなく、WINSカードの歌が先にアレンジされたのだろう?」、「なぜ未だに、WINS阿佐ヶ谷の歌はないのだろう」等々、疑問が尽きない。
(By Sのさいとう)

Daily WINS(第2号)

高まる疑惑! アイツ本当に歌えるのか?!
「WINS阿佐ヶ谷」結成顛末

2016年4月に結成されたWINS阿佐ケ谷。実は1回こっきりの企画バンドのはずでした。
当時なかちょ(中村)が指導していたアカペラ教室の、生徒達に湧き上がったふとした疑問「中村先生はいつも偉そうなことを言っているが、そういうアイツは本当に歌えるのか? きっとハッタリに違いない!」。
こんなウワサがあることを耳にしたなかちょ、「ここでオレの実力を見せつけなければ生徒達が辞めてしまう…」。そう直感し、生徒達の前で実演することを計画、そのお供として白羽の矢を立てられたのがWINSメンバーの3人でした。
お互い20年以上前からアカペラをやっていたこともあり、初めてのセッションで素晴らしいハーモニーの「化学反応」が生まれ、その達成感にすっかり気を良くした4人は、そのまま飲み会に流れて意気投合。1回こっきりのはずだったライブを待たずしてグループの継続が決定してしまいました。
当初は「ゆるりと活動」…などと言っていたのですが、ありがたいことにここまで演奏する機会に恵まれて、現在に至ります。
一癖も二癖もあるにもかかわらず、なぜだかクセになってしまう心地良さ。それこそがWINS阿佐ケ谷の真骨頂。今後ともどうぞご贔屓に♪(by Wのわかすぎ)

家に帰るまでが、”練習”です。 ある日のWINS阿佐ヶ谷・打ち上げレポ

練習後(本番後)の「一杯」を楽しみにしているグループは多いと思いますが、WINS阿佐ヶ谷も、もれなくそんなグループ。
そして打ち上げによく使うお店は、意外にも「福しん」や「王将」。
お財布に優しいだけでなく、実は禁煙の店を探して「福しん」「王将」にたどり着いたといっても過言ではありません。
ただオヤジだから、では無いんです。
話の内容は、下ネタやお馬さんやメタボの話(オヤジ臭っ!)…では無く、音楽談義や次のライブの企画内容チェックなど至って健全。
(恒例の)中村の寝落ち(※)で、「そろそろお開きかな」ムードになり散会するのがいつもの流れ。
そして次の打ち上げを目指し(?)、ほろ酔い気分で帰路につく面々なのでした。
勿論「福しん」や「王将」のサービス券やポイントカードは、メンバーの財布の中に(WINS Cardは忘れても)常備されています。(by Nの中村)

※)飲み過ぎではなく、極度の早起き(早朝ランニング)が原因。

ライブレポート 6月24日(土)の巻

前回のライブは6月24日(土)。場所は本日と同じく阿佐ケ谷オン・ザ・ルーフ・プラスにて、ギターと足鍵盤とボイスパーカッションを同時に演奏する「ポリパフォーマー」鈴木よしひさ氏と、ブラジル音楽をベースにしつつもギターと歌声で独自の世界観を放つサイゲンジ氏のデュオとの共演でした。
WINS阿佐ケ谷はいつもながらの計算されたハーモニーに加え、ゆるいトーク(笑)を繰り広げてお客様にお楽しみいただきました。
一方、鈴木よしひさ×サイゲンジ・デュオは、サイゲンジ氏が仕掛けて鈴木氏が受ける即興のやり取りの凄みに加え、ラテン音楽特有の疾走感を伴った素晴らしい演奏でした。
今後とも我々はアカペラ演奏を軸にしつつ、アカペラ以外のジャンルのイベントへの積極的な参加を通じて演奏の幅を広げ、より多くの皆様との交流を図りたいと考えています。
魅惑の(美迫の?)ハーモニーをご所望のあなた、WINS阿佐ケ谷へのオファーはどうぞお気軽にお声掛けください。(by Sのさいとう)

持ってますか? WINS Card

ライブへ足を運ぶごとにWINSメンバーをつかまえてスタンプをGet! スタンプが5個たまるとなんと、WINS阿佐ヶ谷からドリンク1杯をプレゼントしています。
WINS CardをまだGetしていないアナタ、まずはメンバーに話しかけてWINS Cardを入手しましょう。宝くじも、まずは買わなければ当たりません(WINS Cardはもちろん、安心の無料配布)。
さらに嬉しいWINS Dayには「ポイント2倍」。スタンプを一度に2個Get できる大ちゃ~んす。  WINSスタンプは、メンバーの誰かが持っています・・・(内緒)。(by Iのばらーきぃ(ん?))

 

Daily WINS(第1号)

…は、思いつき発行。
時間もなかったので、ばらーきぃ中山ひとりによる「でっちあげ」状態でした。

結成のきっかけとか、今更いいよね。

Wakasugi:ひたすら地味だが、実はハーモニーの「色」を決定付けるBaritone担当。  半音ずれただけで、コードが変わってしまう曲芸的な役回り、だったりする。
I chikawa:Second Tenor、バーバーショップスタイルではLeadと呼ばれ  持ち上げられたり(?)して、根は内弁慶なのだが、なぜか主旋律担当なことが多い。
Nakamura:Top Tenor、一番高い声担当。息が苦しい思いをさせられることが多い  割にはメロディを歌わせてもらえずに、あまり努力が報われない。
Saito:ひたすら低い音域でグルーヴを探求するVocal Bass。4人しかい  ないWINSではルート音だけでなくテンションに割り込んでくる機会も増え、より職人気  質を求められて四苦八苦している。

わかばマークさん、いらっしゃい。

「アカペラ」とは、イタリア語で「教会風に」という意味で、転じて「無伴奏」の歌曲のことを指す様になりました。つまりアカペラとは本来、演奏形態を表すことばであり、歌われる曲のジャンルはジャズに留まらず、ロック、ポップス、クラシック、バッハ、ピカソと(嘘)、各バンドそれぞれに得意とするジャンルがあるものです。  各曲の演奏前に鳴らすハーモニカの ようなものは、「ピッチパイプ」といいます。楽器伴奏がないので、あの音を基準にして楽譜上のそれぞれのパートの音を「えいやっ」とばかりに歌いだすわけです。  他の曲のルート音と取り違えたまま半音低い音を吹いてしまい、そのまましらっと1曲歌い通したことがありますが、この場合メンバー全員を巻き込む事故になるので、くれぐれも注意が必要です。後でメンバーにすっごく怒られます(そりゃそーだろ)。

なんと本日、WINS Day!

持ってますか? WINS Card  ライブへ足を運ぶごとにWINSメンバーをつかまえ てスタンプをGet! スタンプが5個たまるとなんと、 WINS阿佐ヶ谷からドリンク1杯をプレゼントします。
WINS CardをまだGetしていないアナタ、まずはメン バーに話しかけてWINS Cardを入手しましょう。宝くじもまず買わなければ当たりません(WINS Cardはもちろん、安心の無料配布)。
さらに嬉しいWINS Dayには「ポイント2倍」。スタンプを一度に2個Getできる大ちゃ~んす。
WINSスタンプは、メンバーの誰かが持っています・・・(内緒)。